お客様の声を聞きたい。でも、フォーム構築は面倒
「ユーザーからフィードバックを集めたい」
サイト運営者なら誰もが思うことです。しかし、フィードバックフォームの構築には課題があります。
- プラグインを入れると重くなる
- Google Formsでは見た目がサイトに合わない
- 集めたデータの整理・分析が別作業になる
この記事では、WordPressサイトに10分でフィードバックフォームを埋め込む方法を解説します。プラグイン不要、コード1行で設置でき、収集後の整理・分析まで一気通貫で行えます。
WordPressでフィードバックを集める3つの方法
WordPressでフィードバックを収集する方法は、主に3つあります。
方法1: Contact Form 7などのプラグイン
メリット:
- 日本語対応が充実
- カスタマイズ性が高い
デメリット:
- プラグインの管理が必要
- サイトが重くなる可能性
- 集めたデータの分析機能がない
方法2: Google Forms埋め込み
メリット:
- 無料で使える
- スプレッドシート連携
デメリット:
- デザインがサイトに馴染みにくい
- 収集後の整理・分析は手作業
- アクション化までの導線が断絶
方法3: 外部ウィジェット埋め込み
メリット:
- プラグイン不要で軽量
- デザインをカスタマイズ可能
- 収集→分析→アクション化が一気通貫
デメリット:
- 外部サービスへの依存
この記事では、方法3の外部ウィジェット埋め込みを解説します。
埋め込み方式は2種類
フィードバックフォームの埋め込み方式は2種類あります。
iframe方式
ページ内にフォームをインラインで表示します。
向いているケース:
- 専用の「お問い合わせ」ページがある
- フォームを常に表示したい
- ページの一部としてフォームを配置したい
JavaScriptウィジェット方式
画面右下にフローティングボタンを表示し、クリックでモーダルが開きます。
向いているケース:
- 全ページでフィードバックを受け付けたい
- ページのレイアウトを変えたくない
- ユーザーが必要なときだけフォームを表示したい
この記事では、より汎用性の高いJavaScriptウィジェット方式を中心に解説します。
10分で設置する4ステップ
Step 1: IdeaSpoolでプロジェクトを作成(2分)
まず、フィードバックを管理するプロジェクトを作成します。
- IdeaSpool にアクセス
- Googleアカウントでログイン(30秒)
- 「新規プロジェクト」をクリック
- プロジェクト名(例: 「お客様の声」)を入力
- 「作成」をクリック
ポイント: プロジェクトの説明欄に「どんなフィードバックを求めているか」を書いておくと、AIの分類精度が向上します。
Step 2: 外部公開を有効化(2分)
プロジェクトをフィードバック募集用に公開設定します。
- プロジェクトの設定画面を開く
- 「外部公開」タブを選択
- 「外部公開を有効化」をオンに
- 公開URLスラッグを設定(例:
customer-feedback) - タイトル・説明文をカスタマイズ
設定例:
- タイトル: 「ご意見・ご要望をお聞かせください」
- 説明文: 「サービス改善のため、お気軽にフィードバックをお寄せください」
Step 3: 埋め込みコードを取得(1分)
ウィジェットの埋め込みコードを取得します。
- プロジェクト設定の「埋め込みコード」タブを開く
- 「JavaScriptウィジェット」タブを選択
- 必要に応じてカスタマイズ
- 位置: 右下(デフォルト)/ 左下
- ボタンの色: ブランドカラーに合わせる
- ボタンのテキスト: 「フィードバック」など
- 「コードをコピー」をクリック
コード例:
<script
src="https://ideaspool.cc/widget.js"
data-project="your-project-slug"
data-position="bottom-right"
data-color="#3cf91a"
data-text="フィードバック"
></script>
Step 4: WordPressに貼り付け(5分)
取得したコードをWordPressに設置します。
ブロックエディタ(Gutenberg)の場合
全ページに表示する場合(推奨):
- 「外観」→「テーマファイルエディター」を開く
footer.phpを選択</body>タグの直前にコードを貼り付け- 「ファイルを更新」をクリック
特定のページのみに表示する場合:
- 該当ページの編集画面を開く
- 「カスタムHTML」ブロックを追加
- コードを貼り付け
- 「更新」をクリック
Classic Editorの場合
- 「外観」→「テーマエディター」を開く
footer.phpを選択</body>タグの直前にコードを貼り付け- 「ファイルを更新」をクリック
テーマのカスタマイズが難しい場合
「Insert Headers and Footers」プラグインを使う方法もあります。
- プラグインをインストール・有効化
- 「設定」→「Insert Headers and Footers」を開く
- 「Scripts in Footer」にコードを貼り付け
- 「保存」をクリック
これで設置完了です。 サイトにアクセスすると、右下にフローティングボタンが表示されます。
iframe方式で埋め込む場合
専用のフィードバックページを作りたい場合は、iframe方式を使います。
埋め込みコード例
<iframe
src="https://ideaspool.cc/submit/your-project-slug"
width="100%"
height="500"
frameborder="0"
></iframe>
WordPressでの設置方法
- 固定ページを新規作成(例: 「フィードバック」)
- 「カスタムHTML」ブロックを追加
- iframeコードを貼り付け
- 「公開」をクリック
設置後の運用フロー
フォームを設置したら、以下のフローでフィードバックを活用します。
フロー1: 投稿の確認・承認
- IdeaSpoolの「外部投稿」タブを開く
- 新しい投稿を確認
- 有効なフィードバックを「承認」
- スパムや無関係な投稿は「却下」
ポイント: 承認したフィードバックは自動でAI分析され、タイプ(アイデア/課題/メモ)とタグが付与されます。
フロー2: AI分析の活用
承認されたフィードバックは、AIが自動で分析します。
- タイプ判定: アイデア / 課題 / メモ
- タグ生成: 関連するキーワードを自動付与
- Pain Level: 課題の深刻度を1〜5でスコアリング
複数のフィードバックを選択して「共通点分析」を実行すると、ユーザーが本当に求めていることが見えてきます。
フロー3: アクション化
重要なフィードバックは、ワンタップでGitHub Issueに変換できます。
- AI分析結果がラベルとして自動付与
- 「enhancement」「bug」などのタイプラベル
- 「priority: high」などの優先度ラベル
フィードバック→Issue→実装→リリースのサイクルを回しましょう。
ウィジェットのカスタマイズオプション
JavaScriptウィジェットは、以下のオプションでカスタマイズできます。
| オプション | 説明 | デフォルト値 |
|---|---|---|
data-position | ボタンの位置 | bottom-right |
data-color | ボタンの背景色 | #3cf91a |
data-text | ボタンのテキスト | Feedback |
data-text-color | テキストの色 | #000000 |
カスタマイズ例: 左下に青いボタン
<script
src="https://ideaspool.cc/widget.js"
data-project="your-project-slug"
data-position="bottom-left"
data-color="#0066cc"
data-text="ご意見"
data-text-color="#ffffff"
></script>
JavaScript APIでプログラム制御
ウィジェットはJavaScript APIで制御することもできます。
// モーダルを開く
window.IdeaSpoolWidget.open();
// モーダルを閉じる
window.IdeaSpoolWidget.close();
// ウィジェットを非表示にする
window.IdeaSpoolWidget.hide();
// ウィジェットを表示する
window.IdeaSpoolWidget.show();
活用例: 特定のボタンクリックでフィードバックモーダルを開く
<button onclick="window.IdeaSpoolWidget.open()">
ご意見をお聞かせください
</button>
Google Formsとの違い
| 項目 | Google Forms | IdeaSpool埋め込み |
|---|---|---|
| 設置の手軽さ | ◎ | ◎ |
| デザインの統一感 | △ | ◎ |
| 収集後の分類 | × 手動 | ◎ AI自動 |
| 優先度判定 | × なし | ◎ Pain Level |
| アクション化 | × 別作業 | ◎ Issue変換 |
| 投稿元の追跡 | × なし | ◎ URL自動記録 |
Google Formsは「収集」には便利ですが、収集後のワークフローが断絶しています。IdeaSpoolは収集→分析→アクション化まで一気通貫で行えます。
投稿元URLの自動記録
IdeaSpoolウィジェットは、フィードバックが投稿されたページのURLを自動記録します。
これにより:
- どのページで問題が発生したか分かる
- 特定のページに関するフィードバックを絞り込める
- ページごとの課題傾向を分析できる
よくある質問
Q: プラグインは必要ですか?
A: 不要です。 JavaScriptコードを貼り付けるだけで動作します。テーマファイルの編集が難しい場合のみ、「Insert Headers and Footers」などの補助プラグインを使います。
Q: サイトの表示速度に影響しますか?
A: 影響は最小限です。 ウィジェットのスクリプトは非同期で読み込まれるため、ページの表示を妨げません。
Q: 無料で使えますか?
A: はい。 IdeaSpoolは無料プランでも外部公開・埋め込み機能を使用できます。
Q: スパム対策はありますか?
A: はい。 Cloudflare Turnstileによるボット対策と、IPレート制限を実装しています。さらに、承認ワークフローでスパムを除外できます。
Q: Shopifyでも使えますか?
A: はい。 同じ埋め込みコードをShopifyのテーマに貼り付けることで使用できます。
まとめ
WordPressにフィードバックフォームを埋め込む手順:
- IdeaSpoolでプロジェクト作成(2分)
- 外部公開を有効化(2分)
- 埋め込みコードを取得(1分)
- WordPressに貼り付け(5分)
合計10分で、フィードバック収集の仕組みが完成します。
Google Formsとの違いは「収集後」にあります。IdeaSpoolなら:
- AI自動分類でタイプ・タグ・優先度を判定
- 投稿元URLでどのページからの投稿か把握
- GitHub Issue変換でフィードバックを即アクション化
「お客様の声を聞く」だけでなく、「聞いた声をアクションに変える」 仕組みを構築しましょう。
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フィードバック収集・活用をさらに深めたい方は、以下の記事もご覧ください。
- チーム外からのフィードバックを効率的に集めて活用する仕組み — フィードバック収集の全体戦略と活用フロー
- アイデアの分類・タグ付けをAIで自動化する方法 — 集めたフィードバックのAI自動分類の仕組み
「フォーム設置から分析・アクション化まで一気通貫で」——これを実現するのが IdeaSpool の埋め込みウィジェット機能です。
コード1行でフローティングボタンを設置でき、集まったフィードバックはAIが自動分類。承認後はワンタップでGitHub Issueに変換できます。WordPressサイトで「お客様の声」を活用したい方は、ぜひお試しください。
Zeronova(ゼロノバ)
Product Manager / AI-Native Builder
BtoB/BtoC双方で19年以上のPdM経験を持つ開発者。フリーランス・副業クリエイターが本業に集中できるツールを開発。